ミルク由来のバター。

生乳からクリームと水分を分離し、
そのクリームを撹拌 ( かくはん ) して
脂肪同士をくっつけ、練り上げてつくります。

バターには、発酵させてつくる
「 発酵バター 」 と、発酵させない
「 非発酵バター ( 甘性バター ) 」 があり、

またそれぞれ塩を添加する
「 有塩バター 」 と、塩を添加しない
「 無塩バター 」 に分けられます。

〈カルピス (株) 発酵バター (食塩不使用)〉
についてご紹介します。

【 「 発酵バター 」 とは? 】

日本では乳酸発酵させない
「 非発酵バター ( 甘性バター ) 」 が主流であり
ヨーロッパでは、乳酸発酵させてつくる
「 発酵バター 」 が主流です。

その差は両者の歴史にあります。

ヨーロッパなどでは
古くからバターがつくられていました。

当時の技術では牛乳からクリームを
分離するまでに時間を要したため、
自然と乳酸発酵が進み、
発酵バターができあがりました。

そして、その伝統が今でも受け継がれ、
本場 “ 原点 “ と云える、ヨーロッパでは、
発酵バターが、主流となっているのです。

日本の場合は、バターの歴史はまだ浅く、
近代的な製造技術とともに導入されたため、
非発酵バター ( 甘性バター )が、一般的。

ただし、最近では
発酵バターも増えてきており、
使用する乳酸菌の種類により、
発酵バターの味や
風味に違いが生まれています。

【 〈 カルピス (株) 発酵バター 〉 とは? 】

〈 カルピス (株) 発酵バター 〉 は、
「 カルピス 」 をつくる工程で、
牛乳から乳脂分を分離するときにできる
脂肪分 ( クリーム分 ) を
主に使ってつくったバターです。

470mlの 「 カルピス 」 約40本から
ようやく1個のバターができるとあって、
大変貴重なもの。

その稀少性から、
“ 幻のプロフェッショナルバター ” と称され

国内のみならず、世界で
活躍するシェフ達に愛される、

バター愛好家で無くとも、一目置かれる
日本が世界に誇る、
格式の高い、御品となっています。

特徴は、質のよい牛乳から
脂肪分を分離してつくられることによる
牛乳に近い白さ。

また、
〈 カルピス (株) 発酵バター 〉 は
厳選した乳酸菌を使用することで、
日本人好みのさわやかなコクと
香りが生み出されています。

新鮮なバター風味が長く続き、
後味はすっきりとしています。

【 〈 カルピス (株) 発酵バター 〉 の使い方 】

発酵バターの使い方は、
普通のバター ( 非発酵バター ) と同様、
パンに塗るほか、炒め料理やお菓子づくりなどに
使うとコクのある仕上がりになります。

まずはパンにそのままのせて食べてみると、
ミルク感がたっぷり。コクがあるのにすっきり。

バターを使用する際に
普段あまり感じることのない
新鮮なおいしさを感じます。

また、加工するなら、
バターの味がストレートに出やすい
焼き菓子やパイ、デニッシュ、
クロワッサンなどがおすすめです。

熱を加えることで
特有の香ばしさや風味が引き立ちます。

「 焼き上がりの風味がよく、味に深みが出る。
果物との組み合わせで食べたとき、
風味の良い生地が口の中で
一体となりおいしさが増す 」 という感想や、

「 人工的ではない、自然の発酵風味がする。
発酵風味が強過ぎず、焼き菓子や
パンをつくっても軽い仕上がりになる 」
という意見が挙がっています。

【 〈 カルピス(株)発酵バター 〉 のつくり手 】

〈 カルピス (株) 〉は
「 カルピス 」 ブランドを展開する
〈 アサヒ飲料 〉 のグループ会社です。

〈 カルピス (株) 発酵バター 〉 のほか、
業務用プロフェッショナル生クリーム
〈 カルピス (株) フレッシュクリーム 〉

又、

〈 カルピス (株) 特撰バター (有塩) 〉
〈 カルピス (株) 特撰バター (食塩不使用) 〉
などの製造販売をしています。

〈 カルピス (株) 特撰バター 〉 は
一般市場流通品ですので、スーパーなどでも
お手にすることができます。

深いコクと透きとおる口どけ、
上質でクリーミーな味わいで、
バターの味が決め手となるレシピにおすすめ。

〈 カルピス (株) 特撰バター (食塩不使用) 〉
〈 カルピス (株) 発酵バター 〉 を使ってつくる

「 バタークリーム 」 は、

驚くほど口溶けの良いクリームで、
バタークリームの概念を覆す味わいです。

バターとは思えない白さも相まって、
まるでバタームースのよう。

公式サイトでは、
様々なお菓子のレシピも掲載されています。
御関心お持ちの方は、是非、御閲覧下さいませ。